先祖への想いや感謝を感じる事

先祖への想いや感謝を感じる事

人はみな過去の血族の上で成り立っています。それであれば先祖への感謝を忘れないようにする事でどういった事が得られるでしょうか?

先祖供養で得られる効果とは?

先祖供養は、過去長く続けられてきた事です。その意味は、先祖の霊達への感...

先祖供養で得られる効果とは?

先祖供養は、過去長く続けられてきた事です。その意味は、先祖の霊達への感謝の気持ちを伝える事と魂を鎮めて冥福を祈るという、仏教の儀式です。

先祖供養には様々な形があり、宗派によっても大きく変わってきます。

令和現在で言う先祖供養というのは、亡くなられた先祖へ読経や供物を捧げる事で感謝の気持ちを表し、功徳を捧げることで、先祖の御霊の冥福を祈る事が主な目的となっています。

ですが、社会様式が変わってくることで、自宅だけでの供養、お寺などに依頼する供養、自宅への僧侶に来てもらってからの読経によって行う供養などに大きくわかれます。

また、その他には、霊能者や霊媒師に依頼するという形もあります。

自分に合った先祖供養の方法を見つけることが大切です。

お墓参りをする男女

 

先祖供養で得られる効果

先祖供養は、対象の「先祖に対して」と思われる事が多いですが、先祖供養を行う人の気持ちにも効果があります。

それは、物事や悩みなどのへの気持ちを落ち着かせること。

「先祖」とはいえ、会ったこともない人たちのことであるため、想像ができないと思います。

ですが、私達が今ここにあるのは、まぎれもなくご先祖様のおかげなのです。

そのため、私達とご先祖様には深い関係があります。

そんな大切な人たちを思い浮かべ、感謝をしながら供養をすることで、身も心もすっきりし、気持ちが落ち着くのです。

また、ご先祖様は私達を見守ってくれています。そのため、そんな見守ってくれているご先祖様に対して、感謝の気持ちを表すことで、恩恵を受けることができます。

例えば、事故や病気にかかりにくくなったり、幸運を招いてくれたりと、様々な形で恩恵をもたらしてくれるのです。

こういった風にしっかりと先祖供養を行うことで、様々なメリットが生まれるのです。

 

気持ちを整理し未来へ進む意識を生み出す

先祖という言い方だと、とても遠くの人というイメージがありますが、祖父、祖母、といった比較的身近だった方が亡くなられた場合でも、その先祖の中に当然ですが含まれます。

その関わりが合った方と、心の中で会話するように、今現在生きていられることへ感謝を捧げることで、なぜ生きているのか?

今の苦しみはなぜ起きているのか?ではその状態をよりよい未来にするためにはどうすべきか?という事も考えながら、手を合わせて心の中で会話をしてあげるという事で、気持ちの整理や覚悟もできます。

気持ちの整理ができることで、悲しみを胸に自分自身をまた1つ成長させることができます。

そして、今後のことを前向きに考えることができるため、結果的に幸せな人生を送ることができます。

身近だった方が亡くなったことを悲しむだけではなく、それを乗り越えた先にある明るい未来を想像することは、人生において非常に大切なことなのです。

先にある明るい未来のイメージ

 

徳を積む事で誰かを幸せにする事で自らも幸せに近づく

徳を積むというのは、誰かに対して、その相手が感謝するような良い事を行い助け合うことを言います。

それは、自らの意思で行うことですが、強要されて行う事も結果的に相手が感謝することになればそれは自らの心の幸福に繋がります。

自分の為を先にするのではなく、他者の為、先祖の為という気持ちで行動することで、結果的に相手からも徳を積む為に自らに返ってきます。

徳を積むというのは、自分を豊かにするための先行投資なのです。

先祖供養は、「自分のためではなく誰かのため」に行う事です。

目に見える事ではないので、イメージしづらいですが、誰かが行動することで、何かが変わり、その変わったことで、誰かが感謝する。それが目に見えやすい事や目に見えにくいことなどはありますが、その行動の原理としての想いそのものが徳を積む事に繋がります。

そして、仏様や先祖霊へ供物を捧げたり、僧侶にお経をあげてもらう為に、お布施をして感謝する行為もまた徳となるのです。

 

 

感謝の気持ちを持てる

ありがとうをつなげていく事。

この事を、ご先祖様や今生きている周りの方、家族、兄弟、親類、知人友人へ行い続けることで、その感謝の気持は、また貴方にも帰ってくる。

ありがとうが、自分自身に帰ってくることで、幸せな気持ちになったり、また何かしてあげようと考えるようになります。

こうすることで、幸せの連鎖がずっと続いていくことになり、結果的に人生を幸せに過ごすことができるのです。

さらに、幸せにしている人の周りには幸せな人が自然と集まり、より豊かに過ごすことができるのです。

ご先祖様への供養というのは、ご先祖様だけに限らず回り回って自身の心の持ちようへも影響するとても大切な事だといえます。

 

先祖供養を行わず放置してしまうと

逆に先祖供養を行わずにずっと放置してしまうと、様々な不幸に見舞われることになります。

例えば、これまでに話してきた、「未来へ進む意識を生み出す」「自らも幸せに近づく」「感謝の気持ちを持てる」といった効果を、全く実感することなく過ごすことになります。

つまり、自分自身を成長させることができず、幸せも手にする可能性を下げることになるのです。

どうでしょうか。すごくもったいないのではないと思ったのではないでしょうか。

先祖供養をするだけで、様々なメリットがあります。人生を豊かなものにするためにも、先祖供養は行って損はないのです。

また、ご先祖様は私達を見守ってくれていますが、そのことに感謝することもなくそのことを当然のように思っていると、ご先祖様から見放されてしまいます。

そうなってしまうと、ご先祖様からの恩恵を受けることができなくなります。

道を踏み外しそうになっても、不幸になろうとしても、病気を発症したとしても、何も助けてくれないため、どんどん不幸になってしまうのです。

最終的には、ガンになってしまったり、家族や友人、恋人などにも不幸が降りかかったり、取り返しのつかないことになってしまうのです。

これは例え病院に行ったり、誰かを頼ったとしても、決して解決することはできずに、ずっと悩まされることになってしまうのです。

自分自身はもちろん、家族や友人、恋人やペットを守るためにも、先祖供養をすることは非常に大切なことなのです。

 

 

良くある間違い

先祖供養において、よくある間違いの1つとして、「病気を治すために先祖供養を行う」や「不幸の連鎖を止めるために先祖供養を行う」といった、先祖供養で得られる効果を先に求めてしまうというものがあります。

例えば、今まで先祖供養を軽く考え、何もしてこなかった人が、病気などを患ってから、焦って先祖供養を始めるというパターンが多くあります。

一見すると、先祖供養を行うようになり良いことのように見えますが、この場合の先祖供養を行う目的は「自分自身の病気を治す為のもの」であり、自分の先祖に向けた感謝や敬意といった祈りではありません。

自分自身の為に先祖供養を始めるという行為は、自分勝手な行為であるため、先祖からの恩恵を受けることができないのです。

ご先祖様は全て分かっているのです。

正しい先祖供養の効果とは、自分の目的を先祖供養を通して叶えるのではなく、「日々の感謝」と「ご先祖様への感謝と敬意の祈り」から生まれる副産物であるため、恩恵を受けるために先祖供養を行っても、結果的に何も得られない可能性も大いにあるのです。

正しい認識で、本物の先祖供養をすることこそが、非常に大切なことなのです。

先祖供養のことならアトランティス協会へ

本物の先祖供養を行うことで、結果的に巡り巡った徳が自分自身に帰ってくるのです。

このことをはき違えては、全くもって意味がないため、注意しておく必要があります。